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端午節

今日は6月19日。旧暦の五月五日。
台湾は端午節(たんごせつ)で三連休です。街も人ものんびりしていて、お店も休みのところが多く、小旅行に出かけたりしてます。
「端午節快樂!」という言葉もLINEなどで飛び交い、縁起の粽(ちまき)を食べます。

端午は午月の初めという意味です。

端午節の由来は、春秋時代、楚の国の愛国詩人の屈原(くつげん)は、人望はありましたが、王に意見を取り入れられず、反対派の讒言により遠方へと追われ、川に身を投げたといいます。その遺体を探すために舟をだし、遺体が魚に食べられないように、太鼓を叩き、人々は葉に包んだご飯を川に撒いて、供養したことから、この日に粽を食べ、太鼓を叩いて龍舟(ドラゴンボート)を出すことになったとあります。

端午節の由来は諸説ありますが、二年前に台湾に来てから、この由来を知りました。それで複雑な思いで、粽を食べたことが思い出されます。
今年は、屈原を想って粽を食べる三度目の端午節です。



日本では、新暦の5月5日が、端午の節句、こどもの日でもあります。
鯉のぼりを上げ、菖蒲湯に入り、兜を飾ったり、チマキを食べます。
笹の葉に包まれ、白いもち米でできていて細長い形。その外では、くず粉でできていて餡子が入っていたりしますね。



台湾の粽子(ゾンズ:ちまき)は、しっかりしていて重みがあります。
しかも台湾の北部と南部では、趣きも味も異なります。ご当地粽が各々あって、老舗や名店が自慢の粽をこぞって販売します。



基本は、もち米を醤油味で蒸したもの。
南部の方が油がのっていて、こってりとした甘い味付け。北部は比べてさっぱり味。台湾の粽は、卵や豚肉、エビ、しいたけ、たけのこ、落花生、蓮の実、栗…具が盛りだくさんで、スゴく美味しいんです。

これは、栗粽。


こちらは五穀で作った素食のチマキ、
肉は入ってないのですが、雑穀の風味がして美味しかったです。


夏真っ盛り。要清暑益気!

緑豆ごはんor小豆ごはん、&キャベツや胡瓜の浅漬けを中心食にしてから、すっかり元気になった感があります。
漢方もあれこれ試して、今は、桂枝茯苓丸と当帰芍薬散合方駆瘀剤です。
結局、ストレスと食べ過ぎがいかんかったんですね。

そして、インド占星術で、二大凶星期を三年ぶりにやっと抜けて、本当に楽になりました~🎵
急に体調も良くなって、枕を高くして昼寝してます~。

恐るべし自らのカルマ。
人生とは、カルマが発現してはやがて消えていく姿。

作ってはいかん悪いカルマ!

人を悲しませてはいけない。やがては自分がそれに悲しむことになる。
悪いことをしてはいけない。やがてはそれが自分に帰ってくる。

人が喜ばせれば、自分の福になる。
人を助ければ、やがては自分が助けられる。

他人が悪いわけではない。
あなたが作った行いの結果(善業・悪業=カルマ)が現れては消えていく姿なのだ。それは幻影であり、映画である。

良くも悪くもカルマ無くしては人は生まれてこない。
だから、この世に生まれて来たなら、それを味わい、堪能し、大いに納得できたらいいと思います。
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プロフィール

Sofia・Shusei・Lin

Author:Sofia・Shusei・Lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
鮑黎明先生に八字・紫微斗数・卜卦・風水・相法を学ぶ。その後、玉川学園漢方岡田医院で、先天体質と病気について研究する。2013年より、3年間台湾に留学。張玉正先生に、風水と紫微斗数を学ぶ。帰国後は、執筆と専門書の翻訳をする。
主な著書『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)。張玉正先生との共著に『【秘訣】紫微斗数1命盤を読み解く』『【秘訣】紫微斗数2格局と開運法』(太玄社)がある。翻訳書は『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』(太玄社)がある。著作は70冊以上、累計発行部数は300万部。

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