記事一覧

11月11日 癸がトリプルな日

11月11日(土)癸酉日。

今日は、癸卯年癸亥月癸酉日

癸水が年・月・日でトリプルに重なる、1年で3度しか廻らない珍しい日です。

癸の象意が出現しやすい一日だと言えます。

なお、癸が四つ重なる時刻は、癸亥刻(夜の21時~23時)となります。

20231103_051917589_iOS_convert_20231111184832.jpg

癸は、十干では10番目で、陰の水気に当たります。

四柱推命で、自分の日干から見て、癸はどのような通変星なのか?確認してくださいね。

通変星は、比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬の十種があります。

それぞれの通変星の意味が、色濃く立ちあらわれますから、観察してみてください。
詳しくは拙著をご覧下さい。こちらをクリック →Amazon

その現象は、過去の行動(カルマ)の種の発芽であり、人生というシナリオの体験だとも言えます。


20231102_042022523_iOS_convert_20231111184903.jpg

今度は、紫微斗数で見てみましょう。

四柱推命と違うところは、紫微斗数は太陰暦(月の暦)、つまり旧暦を使う点ですが、

癸天干の四化星は、破軍星化禄、巨門星化権、太陰星化科、貪狼星化忌です。

これらは、今年一年の世相に、そして個人の命盤に影響を与えます。

つまり旧暦の10月(11月13日~12月12日)は、この癸天干の四化星に特に支配される一カ月だといっても良いでしょう。

そのため、一度破壊して、その後に創建する、といった現象が強く現れるでしょう。

また、欲望は減少傾向に。

これらが、世相全体の今年と今月に見受けられやすい傾向となります。

今月は、癸を、いかに創造的に使うかが問われています。

いたずらに恐れるだけでなく、上手に出現させれば良いのではないでしょうか?

つまり、発想の転換なのです!

密林の王者ターザンのように、バンジージャンプのように、勇気を出して新しい物事に取り組んでみてはいかがでしょうか?

紫微斗数の基本を学ぶにはこちらをクリック→Amazon


生命自体が、破壊しながら創造する機能を持っているとされるのですから。

これは至極自然なことなのです。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sofia・Shusei・Lin

Author:Sofia・Shusei・Lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
鮑黎明先生に八字・紫微斗数・卜卦・風水・相法を学ぶ。その後、玉川学園漢方岡田医院で、先天体質と病気について研究する。2013年より、3年間台湾に留学。張玉正先生に、風水と紫微斗数を学ぶ。帰国後は専門書の翻訳と執筆をする。

主な著書:『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)。
共著:『【秘訣】紫微斗数1命盤を読み解く』『【秘訣】紫微斗数2格局と開運法』(太玄社)。
翻訳書:張玉正 著『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』(太玄社)。
ベストセラー多数。著作70冊以上、累計発行部数300万部。

仕事の依頼・お問合せ等は、林秀靜のwebサイトまでお願いします。

https://www.lin-sunlight-fengshui.com/

カテゴリ