11月11日 癸がトリプルな日
- 2023/11/11
- 18:57
11月11日(土)癸酉日。
今日は、癸卯年癸亥月癸酉日。
癸水が年・月・日でトリプルに重なる、1年で3度しか廻らない珍しい日です。
癸の象意が出現しやすい一日だと言えます。
なお、癸が四つ重なる時刻は、癸亥刻(夜の21時~23時)となります。
癸は、十干では10番目で、陰の水気に当たります。
四柱推命で、自分の日干から見て、癸はどのような通変星なのか?確認してくださいね。
通変星は、比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬の十種があります。
それぞれの通変星の意味が、色濃く立ちあらわれますから、観察してみてください。
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その現象は、過去の行動(カルマ)の種の発芽であり、人生というシナリオの体験だとも言えます。
今度は、紫微斗数で見てみましょう。
四柱推命と違うところは、紫微斗数は太陰暦(月の暦)、つまり旧暦を使う点ですが、
癸天干の四化星は、破軍星化禄、巨門星化権、太陰星化科、貪狼星化忌です。
これらは、今年一年の世相に、そして個人の命盤に影響を与えます。
つまり旧暦の10月(11月13日~12月12日)は、この癸天干の四化星に特に支配される一カ月だといっても良いでしょう。
そのため、一度破壊して、その後に創建する、といった現象が強く現れるでしょう。
また、欲望は減少傾向に。
これらが、世相全体の今年と今月に見受けられやすい傾向となります。
今月は、癸を、いかに創造的に使うかが問われています。
いたずらに恐れるだけでなく、上手に出現させれば良いのではないでしょうか?
つまり、発想の転換なのです!
密林の王者ターザンのように、バンジージャンプのように、勇気を出して新しい物事に取り組んでみてはいかがでしょうか?
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生命自体が、破壊しながら創造する機能を持っているとされるのですから。
これは至極自然なことなのです。
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