懐かしき算命先生
- 2014/12/26
- 16:08
今日は12月26日。丙子月辛未日(農暦11月5日)、年末になり、やっと休暇ムードになりましたね。
昨日、私も、PHP研究所から、来年発刊予定の「風水日めくり」の初校原稿をチェックし終えたところです。
これで、日本風にいうとお正月を迎える準備ができたという感じ。
それから年賀状を下さっていた皆さん、ごめんなさい!今年は年賀状は出しませんー。疲労と足も腫れているので休息。でも、今年は引っ越し2回&移動や旅が多くて本当に楽しい1年でした!ご縁のあった皆様ありがとうございました!
さて、今日は、ちょっと古い写真をお目にかけます。
これは、台湾の算命先生。「算命攤(サンミンタン)」という、占いの露店です。
この写真、懐かしき良き時代を思い起こさせ、いい雰囲気出てます!衣服から見て、おそらく、季節は夏でしょう。

こちらの算命先生はたばこを吸っていますね。
襟巻をして外套を着て帽子をかぶっているので、たぶん冬でしょう。粋です。

日本では、このように戸外で占うお仕事を、外占(がいせん)といいます。
「お仕事は?」と、聞かれて、「占い師です」と言うと、次には、「どこで占っているのですか?新宿駅前とかですか?」と聞かれます。しかし!いかんせん、私は身体虚弱。冬の寒さや雨風にはとうてい耐えられない。「不可能です・・・」と答えます。屋根+壁+暖房が付いていないと、これはけっこうキツイです。
台湾は南の島なので、外でも平気です。
逆に夏がイカンですよね。真夏は気温が34℃~38℃とかなって、日中は戸外に20分以上いると頭がクラッと来て生命の危険を感じます。だから、むしろ、夜市など、日が暮れてからの方が人出は多いです。
さて、最後はこちら、ほくろ占い。
顔だけでなく、全身のほくろに意味があります。そして、男女の違いもあります。
だいたい、昔からある占いは、封建時代に作られているので、男性にとって良いものは、女性にとって強すぎるので悪い意味に変わったりします。たとえば、「顔の正中線上にあるほくろは、女には強すぎるから良くない」しかし、現代であれば、仕事をバリバリこなしている女性であれば、有効に生かせるのだと思います。

以前、ほくろ占いの本を書いてくれないかと、出版社から依頼されたことがあります。そもそも、古典的な書物のほくろ占いって、どこにあっても悪い意味ばかりで、実は、良い意味のほくろって、あんまりないんです。
なので、お断りしました。もしも、そんな悪い意味ばかり内容の本を世に出してしまったら、その本を読んだ人が、たった一個のほくろから、悪い暗示にとらわれてしまい、ネガティブな心で一生を過ごすと思うと、とても、申し訳なくて、書く気にはなれません。まさに悪業を積むとはこのことです。
それはともかく、古き時代の算命先生。人間の運命を説く、人生を達観した趣が出ていてなんとも懐かしい。
こういう飄々とした人、現代ではいなくなっちゃったかもしれません。
昨日、私も、PHP研究所から、来年発刊予定の「風水日めくり」の初校原稿をチェックし終えたところです。
これで、日本風にいうとお正月を迎える準備ができたという感じ。
それから年賀状を下さっていた皆さん、ごめんなさい!今年は年賀状は出しませんー。疲労と足も腫れているので休息。でも、今年は引っ越し2回&移動や旅が多くて本当に楽しい1年でした!ご縁のあった皆様ありがとうございました!
さて、今日は、ちょっと古い写真をお目にかけます。
これは、台湾の算命先生。「算命攤(サンミンタン)」という、占いの露店です。
この写真、懐かしき良き時代を思い起こさせ、いい雰囲気出てます!衣服から見て、おそらく、季節は夏でしょう。

こちらの算命先生はたばこを吸っていますね。
襟巻をして外套を着て帽子をかぶっているので、たぶん冬でしょう。粋です。

日本では、このように戸外で占うお仕事を、外占(がいせん)といいます。
「お仕事は?」と、聞かれて、「占い師です」と言うと、次には、「どこで占っているのですか?新宿駅前とかですか?」と聞かれます。しかし!いかんせん、私は身体虚弱。冬の寒さや雨風にはとうてい耐えられない。「不可能です・・・」と答えます。屋根+壁+暖房が付いていないと、これはけっこうキツイです。
台湾は南の島なので、外でも平気です。
逆に夏がイカンですよね。真夏は気温が34℃~38℃とかなって、日中は戸外に20分以上いると頭がクラッと来て生命の危険を感じます。だから、むしろ、夜市など、日が暮れてからの方が人出は多いです。
さて、最後はこちら、ほくろ占い。
顔だけでなく、全身のほくろに意味があります。そして、男女の違いもあります。
だいたい、昔からある占いは、封建時代に作られているので、男性にとって良いものは、女性にとって強すぎるので悪い意味に変わったりします。たとえば、「顔の正中線上にあるほくろは、女には強すぎるから良くない」しかし、現代であれば、仕事をバリバリこなしている女性であれば、有効に生かせるのだと思います。

以前、ほくろ占いの本を書いてくれないかと、出版社から依頼されたことがあります。そもそも、古典的な書物のほくろ占いって、どこにあっても悪い意味ばかりで、実は、良い意味のほくろって、あんまりないんです。
なので、お断りしました。もしも、そんな悪い意味ばかり内容の本を世に出してしまったら、その本を読んだ人が、たった一個のほくろから、悪い暗示にとらわれてしまい、ネガティブな心で一生を過ごすと思うと、とても、申し訳なくて、書く気にはなれません。まさに悪業を積むとはこのことです。
それはともかく、古き時代の算命先生。人間の運命を説く、人生を達観した趣が出ていてなんとも懐かしい。
こういう飄々とした人、現代ではいなくなっちゃったかもしれません。
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