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端午節 命懸けの粽占い!

今日は、旧暦の5月5日。端午節(たんごせつ)です。

中華圏では、春節、中秋節と並んで三大節句とされる祝日です。

端午という言葉は、午のはじめ、つまり午月の始まりという意味です。



端午節には、次のような逸話があります。

戦国時代、楚の政治家であった屈原(くつげん)は、正義感の強さと愛国心で多くの人望を集めていました。

一方で王に自分の忠告を聞き入れられなかったり、同僚の陰謀で地位を追われるなど不遇の人でもありました。



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そして屈原は、楚の将来をはかなんで、旧暦の5月5日に入水自殺してしまいます。

人々は屈原の遺体を探すために川に船を出しましたが遺体は見つからず、

屈原の体が川の中で魚の餌になるのはしのびないと考えた人々が、船から太鼓を叩くなど大きな音を立てて魚を追い払ったり、川に粽をまいたりしました。

そのことから、人々は屈原を偲んで川に船を出すという習慣が生まれて、龍舟(ドラゴンボート)の競技として発展していき、旧暦5月5日に粽を食べるようになったのといいます。



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ちまきは、中国語で粽子(ゾンズ)と言います。

米を竹などの植物の葉で包み、それをゆでたり蒸したりすることで植物から出る灰汁が防腐剤代わりとなる保存食でした。

中国では古い時代からある食べ物です。だから、中国各地には、ご当地ちまきがあるんですね。

台湾に居た時には、毎年、端午節には、立派な粽を頂いていました。



さて私も、今日は、近くの中華料理屋さんへ行き、ドキドキしながら粽を注文しました。\(//∇//)\

そして蒸籠に入った出てきたのは・・・

とっても小さな粽!!!( ;∀;)

泣きそうになりました。

「端午節だっていうのに、今年の下半期の運はこれなんかい!」ヽ(`ω´*)ノ彡



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そこで「今年の端午節はこれでは終われない!」

と思い、別の中華料理屋さんへ行くと、

ラッキーなことに店先に粽がありました!!!

しかも手づくり💖

豚肉の粽と八宝粽の二種類があり、八宝粽を二個注文して、いそいそと持ち帰りました。



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占うような気持ちで、

家に帰って、竹の皮を開いてみると、

沢山のナッツや栗がぎっしりと入っていました。(*≧∪≦)



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なんと愛情満点なちまき!


その上、材料豊富な素食(ベジタリアン向け)粽でした💖


愛国者の屈原を偲び、人々の情を引き継ぎながら、みなさんの健康を祈りながら頂きました。ヽ(≧∀≦)ノ


そして、「今年もこれで安泰!」と胸をなでおろすのでした。


占い師にとっては、何かするたびに、毎回、勝負来ますから( ´艸`)

緊張感満点の日々です。

粽一つを買うのも、命掛けがちです。何といっても、今日は端午節なのですから・・・



そんなふうに、毎回勝負!ってやってると、ほとんど結果は上々になりますよ!

大凶でも吉になり、やがて中吉になり、最後は大吉になります。💖

勝負掛けるんです!!!分かりましたか?


今年の粽も美味しかった。

豚肉粽もおいしそうだったな。

まだ三個ある~(* ´ ▽ ` *)



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プロフィール

Sofia・Shusei・Lin

Author:Sofia・Shusei・Lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
鮑黎明先生に八字・紫微斗数・卜卦・風水・相法を学ぶ。その後、玉川学園漢方岡田医院で、先天体質と病気について研究する。2013年より、3年間台湾に留学。張玉正先生に、風水と紫微斗数を学ぶ。帰国後は、執筆と専門書の翻訳をする。
主な著書『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)。張玉正先生との共著に『【秘訣】紫微斗数1命盤を読み解く』『【秘訣】紫微斗数2格局と開運法』(太玄社)がある。翻訳書は『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』(太玄社)がある。著作は70冊以上、累計発行部数は300万部。

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