記事一覧

端午節 2020年

今日は、6月25日 壬午月 己亥日。最近は、梅雨らしい天気ですね。
雨が降ったり、晴れになったり。東京は、あまり暑くならず、過ごしやすいです。

今年のマイブームは、ミニトマト栽培。🍅

ずーっと、翻訳執筆作業が続き、プチ花木栽培が癒しになっています。

さて、今日は、旧暦の5月5日。端午節です

日本では、端午の節句は、新暦の5月5日ですが、中華圏では、旧暦の5月5日に行います。

端午節快樂!端午節おめでとう!

20200625_012230915_iOS_convert_20200625160744.jpg


さて、端午節の由来はと言うと、屈原(くつげん)という人物を記念する日なのだそうです。

屈原は戦国時代、楚国の詩人であり、国を愛し、忠信を誓っていた政治家でした。

ある時、屈原は、秦国が楚国を狙っていることを楚の王に進言します。
しかし、楚王は奸臣の言うことを信じて、屈原の話には耳をかそうとせず、屈原を国外追放してしまいます。

結局、楚王は秦国に捕らえられ、客死します。楚国は秦国に攻め込まれ、都を占領されます。

それを知った屈原は失望し、川に身を投げました。その日が旧暦5月5日でした。


20200625_012236811_iOS_convert_20200625161020.jpg


屈原の死を知った民たちは嘆き悲しみ、舟で遺体を探しに川に出たといいます。
その際、チマキを川へまいたり、太鼓をたたいたりして彼の遺体が魚に食べられないようにしたといいます。

このことから、端午節になるとチマキを食べ、龍舟(ドラゴンボート)を漕ぐようになったといわれています。
こんなに永い間、沢山の人々から供養されて、きっと屈原の霊も浮かばれることでしょう。

国の危機を知っていながら、防ぐことができず、結局は目の前で我が国が滅ぼされてしまう。

世の中、そんな無念さを胸に抱く人は、思う以上に多いのかもしれません。

それは、やはり時の趨勢、運命という名のストーリーがあるからなのでしょう。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sofia・Shusei・Lin

Author:Sofia・Shusei・Lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
鮑黎明先生に八字・紫微斗数・卜卦・風水・相法を学ぶ。その後、玉川学園漢方岡田医院で、先天体質と病気について研究する。2013年より、3年間台湾に留学。張玉正先生に、風水と紫微斗数を学ぶ。帰国後は、執筆と専門書の翻訳をする。
主な著書『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)。張玉正先生との共著に『【秘訣】紫微斗数1命盤を読み解く』『【秘訣】紫微斗数2格局と開運法』(太玄社)がある。翻訳書は『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』(太玄社)がある。著作は70冊以上、累計発行部数は300万部。

お仕事の御依頼・お問合せは、以下のURLからお願いします。

林秀靜公式webサイト 

カテゴリ