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立夏の養生五訣

今日は、5月5日。丁酉日。子供の日です。

日本では、鯉のぼりを上げ、兜を飾り、粽を食べて、子供の成長を祝う日です。

鯉のぼりが風に吹かれて、青い空を泳いでいてとても美しいです。


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そして、今日は、二十四節気の「立夏(りっか)」です。

今日から、夏が始まります。

昨日までは、春の土用の期間だったので、土気が強くなった影響があちらこちらで見られましたね。



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下の写真は、五月の連休に行った、富士芝ざくらまつり。

富士山の勇壮な姿を、しっかりと目に焼き付けました。
これで、官運は良くなったかな?( ´艸`)


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そして、今日からは丁巳月に入り、天干地支ともに火なので、火気の勢いが大変に強くなります。

とはいっても、まだ夏季に入ったばかり、夜はやや冷えますから、冷たいものの過食には注意しましょう。

ということで、今日は、立夏に心掛けたい養生法五訣です。

立夏の養生五訣


①木気の食べ物をとりましょう

春が過ぎて夏になると、肝気(木気)が下降して、心気(火気)が上昇します。

まずは、春の土用の期間で消耗した木の気を補いましょう。(春の土用の期間には、土気と金気が旺じるので、4月の18日くらいから木気はぐんと衰退します。)

酸味(木気の味)のある食べ物を適度にとりましょう。
例えば、梅干し、レモン、グレープフルーツ、キウイなど。

また、木気の食べ物は、肝臓に良い食べ物、血を増やす食べ物、肝臓の解毒作用を促す食べ物などです。

レバー、カツオ、マグロ、あさり、しじみ、あわび、ほうれん草、トマト、プルーン、デーツ、ターメリック、など。

これらは、貧血を防ぎ、精神を安定させる働きがあります。

特に、女性は生理の後はとりたい食べ物ですね。

ソワソワしたり、顔色が悪い人は血が足りないのです。貧血の人ほどお肉や赤みのお魚を食べない傾向があります。

血が足りないと、頭も働かないし、心が安定しません。


土用の期間と秋季は特に、血を増やすものを食べましょうね。


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②昼寝をしましょう

気温が上昇してくると、けだるくなって眠気を覚えます。

少しだけ昼寝をすると、目が覚めてスッキリ!

20分間、目を閉じるだけでも休息が取れます。


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③心を平安・愉快に保つこと

立夏を過ぎると気温が上昇し、心火が旺盛になり、容易に高血圧や心疾患を引き起こしがちです。

心を平安に保ち、楽しく過ごしましょう。


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④夜に寒冷性の食べ物を食べない

夜は、身体を冷やしすぎる食べ物をとらないようにしましょう。

たとえば、スイカ、アイスクリーム、かき氷、冷たいジュースなど。夜に冷たいものを控えることで、腹痛や下痢を予防します。


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⑤夜中はクーラーを入れない

夜中のクーラーは寒気を受けやすく、身体の痛みやアレルギーを引き起こしがち。

クーラーのスウィッチを切って眠りましょう。


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上の写真は、連休中に富士山で撮ったネモフィラ、芝ざくら、チューリップ、ムスカリ、アネモネなどです。




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プロフィール

Sofia・Shusei・Lin

Author:Sofia・Shusei・Lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
鮑黎明先生に八字・紫微斗数・卜卦・風水・相法を学ぶ。その後、玉川学園漢方岡田医院で、先天体質と病気について研究する。2013年より、3年間台湾に留学。張玉正先生に、風水と紫微斗数を学ぶ。帰国後は、執筆と専門書の翻訳をする。
主な著書『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)。張玉正先生との共著に『【秘訣】紫微斗数1命盤を読み解く』『【秘訣】紫微斗数2格局と開運法』(太玄社)がある。翻訳書は『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』(太玄社)がある。著作は70冊以上、累計発行部数は300万部。

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