陰の気を補う
- 2016/12/12
- 12:33
12月12日、戊辰日。
寒い日が続きますね。北海道では気温が−16度になったとか。札幌では62㎝の大雪が降って、千歳空港では飛行機が飛ばす1000人もの人が夜を明かしたとのこと。

東京は晴れて気持ちが良いですが、空気が乾燥していますね。
さて、今日は、中医的な話題。
冬季は努めて心身を補いたい季節です。草木も葉を落として休み、動物も冬眠しますね。
人間も元気を養い、飲食を整え、sexを慎み、養生に努めます。
現代風にいえば「休むのも仕事のうち!」という時期です。
そこで、冬季の食は「補陽」を中心にすると、前回に述べました。
ところが、先天体質や後天体質、年齢、現在の「証」によっては、熱いものや辛いものを食べてはいけない人もいるんですよ。
たとえば、丁の身弱の方は、木火を喜ぶ命式です。だとしても、もし土の気が強すぎると、水の気も弱くなります。
そして、加齢も合わさると、腎陰虚という症状がでてきます。
口が乾いて空咳が出る、唇が乾燥して裂ける、皮膚のカサつき、毛髪が枯れる症状には、乾燥を防ぎ陰の気を補わなければなりません。
つまり、腎陰を補い肺を潤すことが主要な治療法となります。

柔らかくて甘く潤いのある食べ物を食べるべきなのです。

たとえば、牛乳、豆乳、卵、魚、牡蠣、ゴマ、蜂蜜、ユリ根、きくらげ、白きくらげ。

長芋、柿、みかん、ぶどう、黒豆、梨、白菜、大根、レンコン、キノコ類などは乾燥を潤し、陰の気を養います。

その反対に過剰に食べてはいけないものは、唐辛子、コショウなどの香辛料。
肺や皮膚、大腸の乾燥がひどくなります。
また、この冬の時期に多く水を飲むことで、陰の気を補うことができます。

一般に「一日三杯の水は必ず飲まなければならない」と言われています。
一杯目は朝起きて飲みます、腸の乾燥を潤すことができます。二杯目は午後5時頃に、腎陰を補うことができます。三杯目は夜9時頃に、心(臓)の陰の気を補うことができます。
晴れが続くと、乾燥しがちな日本の冬は、水分を多めに取ってみてくださいね。冷え性の人は温かくして飲んでください。
今日はプチ中医養生法でした!
寒い日が続きますね。北海道では気温が−16度になったとか。札幌では62㎝の大雪が降って、千歳空港では飛行機が飛ばす1000人もの人が夜を明かしたとのこと。

東京は晴れて気持ちが良いですが、空気が乾燥していますね。
さて、今日は、中医的な話題。
冬季は努めて心身を補いたい季節です。草木も葉を落として休み、動物も冬眠しますね。
人間も元気を養い、飲食を整え、sexを慎み、養生に努めます。
現代風にいえば「休むのも仕事のうち!」という時期です。
そこで、冬季の食は「補陽」を中心にすると、前回に述べました。
ところが、先天体質や後天体質、年齢、現在の「証」によっては、熱いものや辛いものを食べてはいけない人もいるんですよ。
たとえば、丁の身弱の方は、木火を喜ぶ命式です。だとしても、もし土の気が強すぎると、水の気も弱くなります。
そして、加齢も合わさると、腎陰虚という症状がでてきます。
口が乾いて空咳が出る、唇が乾燥して裂ける、皮膚のカサつき、毛髪が枯れる症状には、乾燥を防ぎ陰の気を補わなければなりません。
つまり、腎陰を補い肺を潤すことが主要な治療法となります。

柔らかくて甘く潤いのある食べ物を食べるべきなのです。

たとえば、牛乳、豆乳、卵、魚、牡蠣、ゴマ、蜂蜜、ユリ根、きくらげ、白きくらげ。

長芋、柿、みかん、ぶどう、黒豆、梨、白菜、大根、レンコン、キノコ類などは乾燥を潤し、陰の気を養います。

その反対に過剰に食べてはいけないものは、唐辛子、コショウなどの香辛料。
肺や皮膚、大腸の乾燥がひどくなります。
また、この冬の時期に多く水を飲むことで、陰の気を補うことができます。

一般に「一日三杯の水は必ず飲まなければならない」と言われています。
一杯目は朝起きて飲みます、腸の乾燥を潤すことができます。二杯目は午後5時頃に、腎陰を補うことができます。三杯目は夜9時頃に、心(臓)の陰の気を補うことができます。
晴れが続くと、乾燥しがちな日本の冬は、水分を多めに取ってみてくださいね。冷え性の人は温かくして飲んでください。
今日はプチ中医養生法でした!
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