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新刊『帝陵風水』の読みどころ

2020年4月4日、庚辰月丁丑日。今日は二十四節気の「清明」。午後16時38分より新しい月が始まりました。

『【実証】 中国歴代帝王・王妃の帝陵風水 』

2月6日にナチュラルスピリットの姉妹会社、太玄社より発売されました。
今日は、この本の注目ポイントや読みどころをご紹介します。


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子孫繁栄のための選び抜かれた「選地術」


「帝陵風水」とは、中国における帝陵、つまり「帝王のお墓の風水」のことです。
「えっ、お墓?」と思われる方も多いかと思います。

日本では、風水はおまじないの一種だと広く思われていますが、それは違います。

風水とは、中国発祥の「選地術」のことです。
どのような土地に住むと人は健康になり富み栄えるかについて4000年にわたり集積された先人の知恵なのです。
実際に、風水の良い土地は、住む動物はみな元気になり、植物は繁茂します。

文献によれば、周の時代から「都の土地選び」「帝王や王妃の陵墓」「宮城建築」などに、風水が用いられてきました。
帝王陵墓に用いられるようになった理由は、‟風水の良い土地に、亡くなった先祖の亡骸を埋葬すると、その恩恵は子孫に及び、子々孫々繁栄する“という思想が古くより中国にはあるからです。

風水は、「陽宅(住宅)」と「陰宅(墓)」に分かれ、子孫繁栄に重点を置いた陰宅風水に、本来の風水術を見ることができます。



帝陵には「地理風水」の極意がすべて隠されている


風水術は帝王一族のみが用い、その内容は長い間、秘密にされてきました。なぜなら、帝王一族がトップの座を維持するために、最高の「堪輿術(地理風水)」が集められているからです。

たとえば、風水の良い土地が見つかると、当代の帝王は他から王を出すことを恐れて龍脈を断ち切ったり、寺を建てたりして、帝王を生み出す風水の地を他人に奪われるのを防ぎました。

唐代末、黄巢の乱が起き、楊筠松という人物が国の重要な書物を携えて、都から落ち延びました。
この時、風水術の奥義が民間に流出します。
行き着いた先で、貧しい人々を風水術で豊かにしたことから、「楊救貧」「救貧先生」と呼ばれて親しまれました。今日では、楊救貧は誰もが知る伝説の風水師です。

この風水術は、時代と共に発展し、明・清代に全盛期を迎えます。
また、他の風水の流派も多く生まれました。それらは今に伝承されていますが、実際のところ、どれが最も効果があるのかはよく知られていません。

「我々が、日常的に使えるものなのか?」というと、結局、風水の極意が分からなければ、我々もまた使えない。ただし、本書を熟読し、奥義が分かった人は使えると言えるでしょう。


帝王が採用した最高の風水術を現地で調査


本書の特徴は、「これが本物の風水!」ということがわかることにあります。

帝王は、中国大陸に広がる大国の権力の頂点として、必ず最高の風水術を用いています。
帝陵を分析すれば、奥義の真偽が分かるはずです。

それを実現したのが本書『帝陵風水』であり、これ以上の風水の書はありません。

著者である張玉正氏は、私が3年間留学して本物の風水を教わった師です。
私自身、中国占術と風水は30年以上前から専門的に学習してきました。
やはり、これ以上はないというのが、張氏の風水です。
なぜなら張氏は、中国大陸および台湾・香港の各地を踏破し、その実際を確認したからです。


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著者の張玉正氏。現地での調査研究に心血を注ぎ、5000点以上にのぼる写真を撮影した。



風水術は流派がたくさんあって、しかも流派により内容が矛盾するケースもあります。
だから、専門的に風水を学習する者は、必ず「どれが本当なのか分からない」という壁にぶつかるようになっています。
しかし、その真偽について、誰も確かめようとしません。

張氏はこれらの矛盾を解決するために、中国各地に足を運びました。
明師(優れた師)と呼ばれる歴史に名を知られた有名な風水師たちが実際に施した風水術を確認し、また帝陵の風水を看破し、本物の風水がついにわかったそうです。

本書は、古代の黄帝から最後の皇帝愛新覚羅伏羲まで全ての帝陵を網羅し、風水に関する大変貴重な情報が公開されています。
また、張氏自身が撮影した550点もの写真をオールカラーで掲載し、風水の極意を知りたい人にとっては、たまらない魅力にあふれています。

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著者が現地調査した、帝陵風水術を取入れた景観のひとつ「乾陵」。この景観を見ただけでも、いかに本格的な風水術かがわかるはず。


台湾の富裕層が実践する繁栄のための風水



帝王風水を学べば、本物の風水の秘訣を知ることができます。
特に「山水の巒頭形法」、これは風水師の必習項目です。

一般人であれば、ただ少し知るだけで、出世・発財・事業成功のための秘訣として、生涯利益を享受できるでしょう。
台湾の有名企業、富貴の家、お金持ちの墓、オフィスなどで、この風水術が用いられています。

都市部は平地が多く、龍脈はなかなか見つけることはできませんから、私自身は、主に「水法」を使います。他の風水術も取り入れれば、改運への道を開くことができます。

風水を見る心構えは、“大から小へ”です。
大は空を飛ぶ鳥のように俯瞰的な視点から、小は住宅の室内にまで至ります。

帝陵風水は、立地条件としての龍脈や河川の条件、帝陵の向き・レイアウト・格局・石彫像・室内装飾を包括しているので、そこから開運の秘訣を読み取ることができるでしょう。

民主主義の今日では、一人ひとりが帝王です。

時代の変化とともに、“帝王のための風水術”の神秘のベールが、やっと開かれたと言えるのではないでしょうか。



詳しくは下記のスターピープルWEBからご覧ください。

STAR PEOPLE online


『【実証】 中国歴代帝王・王妃の帝陵風水 』
張玉正著/林秀靜訳/太玄社
本体6500円+税

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プロフィール

shusei lin

Author:shusei lin
林 秀靜(りん しゅうせい)
命理学研究家。
1990~1998年、台湾の老師から風水・中国相法・八字・紫微斗数・卜卦を学ぶ。
1999~2008年、玉川学園漢方岡田医院で命証合診を通し先天体質と病気について研究する。
2013~2016年、台湾に留学。張玉正先生に師事し風水と紫微斗数を学ぶ。
2016年、日本に帰国後、張玉正先生の専門書等の翻訳をする。
現在は、執筆・TV・ラジオ・雑誌などで活躍。
著書に『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所)など70冊以上。
翻訳書に『実証!風水開祖・楊救貧の帝王風水』、『【実証】中国歴代帝王・王妃の帝陵風水』がある。出版発行部数は累計300万部。
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